アカウント一元管理をクラウドで実行するメリットとは?デメリットについても解説!
クラウドベースのID管理システムなら、導入コストを抑えつつ、アカウントの一元管理によって運用担当者の負担軽減につなげられます。クラウドならではのコスト発生に注意して、便利に利用しましょう。
クラウドでID管理をするメリット・デメリットとは?

ID管理システムには様々なタイプがありますが、近年ではクラウドで利用できるものが増えており、注目を集めています。クラウドのID管理システムの導入を検討する際には、メリットとデメリットを整理しておくことが大切です。
クラウドでID管理をするメリット
クラウドでID管理をする主なメリットは、以下のとおりです。
・ID管理がいつでも可能
クラウドシステムはインターネット環境があれば、いつでもどこでも利用できます。拡張性の高さから組織の建物内だけでなく外に出ても利用できるため、担当者が業務をより柔軟に遂行可能です。
・システム部門の負担軽減
システム部門の担当者の負担が軽減されることも、クラウドシステムの魅力の1つです。企業や大学では、入社・入学、退職・卒業が繰り返されます。こうしたことが起きる度に、管理部門では各システムのアカウントについて情報を更新しなくてはなりません。
クラウド型のID管理システムであれば、サーバーの管理をサービス提供者側に任せられます。さらにハードウェアの更新やOSのパッチ更新など、定期的なメンテナンスを行う必要もありません。メンテナンスの手間が減ることで、担当者の業務負担は大きく軽減されるでしょう。
・セキュリティ強化
クラウドの魅力としては、セキュリティ強化も挙げられます。近年ではリモートワークが積極的に取り入れられていることから、社内ネットワークの中だけでなく外からのアクセスも頻繁に行われます。そのため、ネットワーク外からのアクセスが基本として設計されているクラウドであれば、セキュリティ面でも安心です。多要素認証やコンテキストベース認証といった高度なセキュリティ機能も簡単に導入できます。
・導入コストを抑えられる
クラウド型のID管理システムであれば、導入コストを抑えられます。クラウド利用の場合、自社にサーバーを用意する必要がありません。中小規模の組織にとってサーバーの構築は金銭的なハードルが高いですが、クラウドであればより気軽に導入を検討できます。
・ユーザーの利便性向上
クラウド利用は、ユーザー側にとっても魅力的です。システムを一元管理できれば、1つのパスワードを管理するだけで複数のシステムを利用できます。近年ではパスワードを利用しない認証方法も存在しており、パスワードを忘れてしまったり推測されてしまったりするリスクも回避可能です。
クラウドでID管理をするデメリット
クラウド型のID管理システムには、以下のような注意点もあります。
・コストがかかる
まず挙げられるのが、コストがかかる点です。サーバーの構築は必要ありませんが、クラウドサービスの場合は一般的に、ユーザーの人数に応じて料金が変わります。ただし、サーバーの運用管理やシステム異常時の対応も料金内で行ってくれる場合が多いため、費用対効果はよいでしょう。
・全てのサービスと連携できるわけではない
クラウドサービスは、全てのサービスと連携できるわけではないことにも注意しなければなりません。連携の可否を確認しないまま導入すると、重要な業務システムと連携できないという可能性があります。導入前に利用したいサービスとの連携が可能かどうかを確認することが大切です。
クラウド型のID管理システムなら「アカウントマスター for LDAP」

ID管理システムにはクラウド型のサービスがあり、利用にあたってはメリットとデメリットを理解しておくことが大切です。クラウド型の魅力としては、システム部門担当者の負担軽減やユーザーの利便性向上などが挙げられます。一方で、発生するコストや全てのサービスと連携できないことについては、注意しなければなりません。
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会社名 | 株式会社コムネット |
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代表者 | 大島 鉄也 |
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設立年 | 1990年 |
資本金 | 1,000万円 |
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