統合ID管理システム導入のメリット・デメリットについて徹底解説!

統合ID管理システム導入のメリットとデメリットを解説!アカウント管理に役立てよう

統合ID管理システムを導入することでアカウントの一元管理を実現でき、ID管理の自動化にもつながります。システム障害や情報漏洩などのリスクには十分な対策を行い、業務効率化に役立ててください。

導入前に要チェック!ID管理システム導入のメリット・デメリットとは?

メリット

統合ID管理システムの導入にあたっては、システム利用の魅力だけでなく注意点の把握・比較が大切です。こちらでは、ID管理システム導入のメリット・デメリットについて解説します。

ID管理システムのメリット

ID管理システム利用の魅力は、以下のとおりです。

・IDを一元管理できる

ID管理システム利用の魅力は、IDの一元管理を実現できることです。1つのシステムでID管理ができれば、その効果はID管理者の運用負荷軽減だけに留まりません。管理業務が効率化すると人為的ミスが減り、システムごとのID体系が統一されてユーザーの利便性も増えます。また、一人のユーザーを1つのIDで管理できるため、内部監査担当者の業務も効率化が可能です。このようにID管理の一元化は、様々な面に好影響を及ぼします。

・アカウント管理の自動化が可能

ID管理システムにより、アカウント管理の自動化も可能です。ID管理システムには、連携したアカウント情報を自動的に管理する機能(プロビジョニング機能)があります。自動化機能を活かせば、アカウントの作成・削除などの業務をコンピューターに任せて省略できます。退職・卒業に伴うID削除や無効化の失念も防げるため、セキュリティ面におけるアドバンテージも大きいです。

・セキュリティ性の向上

セキュリティ性の向上も、ID管理システムの魅力の1つです。ユーザーが扱うアカウントの数が減れば、情報漏洩の可能性が低くなります。ID・パスワードをシステムごとに覚えるのは簡単ではなく、紙やその他の媒体に記録する人は少なくありません。しかしID・パスワードを他の媒体に記録すれば、その分情報漏洩の可能性も高まります。

1つのアカウントでシステムを一元管理できれば、覚えるべきID・パスワードは1組だけで済みます。1組だけであれば、ある程度長く複雑なパスワードでも記憶しやすいため、セキュリティリスクの軽減に効果的です。

ID管理システムのデメリット

ID管理システムの主な注意点は、以下のとおりです。

・システム障害への脆弱性

ID管理システムは、システム障害に弱い側面があります。1つのIDデータリストによって複数のシステムを管理すると、当該データリストを管理しているサーバーが障害によって利用できなくなる可能性も否定できません。ただしこの状態は、複数の拠点で管理サーバーを運用するなど、システムの設計方法によって対処できます。トラブル事例を整理し、事前に業者と打ち合わせをしてリスクに備えましょう。

・IDやパスワードが漏洩した際のリスク

ID管理システムの利用において、IDやパスワードが漏洩した場合は不正ログインなどのリスクに注意が必要です。誤ってID・パスワードが外部に流出してしまった場合、管理している全てのシステムにアクセスされるおそれがあります。ただし、近年では生体認証やワンタイムパスワードなどの活用により、パスワードが外部流出するリスクを軽減することが可能です。定期的にパスワードを変更するなど、対策を講じればリスクを最小限に抑えられます。

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統合ID管理システムのメリット・デメリットを踏まえて導入しましょう

コードが映ったパソコン

統合ID管理システムの利用によりIDを一元管理できるようになれば、運用担当者の負担が軽減されます。連携したアカウントは、自動で管理することが可能です。管理すべきIDやパスワードが1つになれば、セキュリティリスクを抑えることにもつながるでしょう。情報漏洩時のリスクやシステム障害への対応策を事前に練っておき、ID管理システムを利用することで、担当者の負担軽減に役立ててください。

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会社名 株式会社コムネット
代表者 大島 鉄也
住所 〒814-0033 福岡県福岡市早良区有田7-7-14-A1
設立年 1990年
資本金 1,000万円
事業内容 ソフトウェアの開発・販売
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