ID棚卸でアカウントの利用実態をチェック!ID管理との違いは?
ID棚卸とは、IDやアカウントが正しく作成・変更・削除されているか、利用実態との違いが発生していないか確認する作業を指します。アカウント一元管理ツールによるID管理と併せて、作業を効率的に実施しましょう。
管理ツールで実行!ID棚卸とID管理の違いとは?各目的についても解説
組織内で様々なシステムを利用するようになった近年、IDの管理やチェックに関する作業の必要性が高まってきました。そこで大切なのが、「ID棚卸」と呼ばれる作業です。こちらでは、ID棚卸とはどのような作業なのか、ID管理との違いなどについて解説します。
ID棚卸とは
ID棚卸とは、使用しているIDやアカウントが正しく作成・変更・削除されているか、利用実態との違いが発生していないかをチェックする作業のことです。ITシステムを使用して利用者(社員や学生など)にアカウントを発行している企業・大学などの組織であれば、ID棚卸は定期的に行われています。チェックする対象や方法などは組織によって異なりますが、「第三者の承認にもとづいて発行しているIDか否か」は共通のチェック項目です。
ID管理とは
ID管理とは、企業や大学などの組織が利用するパソコンやシステムのID・パスワードなどのアカウント情報を管理することです。アカウント情報には社員・学生のIDや所属、メールアドレス、アカウント作成日など幅広い情報が含まれます。アカウント情報を適切に管理すれば、システム・サービスへのアクセス制限や認証などに役立つでしょう。組織が管理するシステムは1つだけではないことが多いため、全てのシステムでアカウントを正しく管理する必要性は高いです。
ID棚卸とID管理の違い
ID棚卸とID管理では、実施の目的が大きく異なります。
- ID棚卸の目的:不適切なIDを発見し、対処すること
- ID管理の目的:IDやパスワードが適切に使用されている状態を保つこと
両者は目的が異なりますので、どちらも組織の運営には欠かせません。ID管理を日常的に行っておくことはもちろん大切ですが、多数のシステムが存在する中で管理を徹底することは難しいのが実情です。定期的にID棚卸を行い、不適切なIDの発見と対処を行う必要があります。
ID棚卸の課題
ID棚卸においては、以下の点が課題です。
・人為的ミスの発生
課題としてまず考えられるのは、人為的ミスの発生です。管理するIDが多くなればそれだけ人の手による確認が増え、ミスが出やすくなってしまいます。Excelで手入力による作業では、正確性の低下だけでなく業務負担の増加にもつながります。
・担当者の負荷
ID棚卸の課題としては、担当者の負荷が大きいことも挙げられます。システム利用者一人ひとりの情報を人力で更新することは大変な手間であり、情報が一元管理されていなければ作業は非常に煩雑です。また、ID利用に関して全ての利用者に確認を取るだけでも、膨大な時間や手間を必要とします。
ID棚卸にかかる手間や時間は担当者にとって無視できず、作業が煩雑になるほどミスも発生しやすいのが実情です。
ID棚卸の作業を効率よく実施するためには、ID管理ツール・ID棚卸ツールを使用して情報を一元管理することをおすすめします。管理するIDが多くても、ツールを利用すれば情報の登録や更新作業が簡単にできるため、担当者の負荷を軽減できます。
ID管理の一元化には、株式会社コムネットのID管理システム「アカウントマスター for LDAP」をご活用ください。
効率的なID管理を実現するシステム「アカウントマスター for LDAP」
ID棚卸とは、IDやアカウントが正しく作成・変更・削除されているか、利用実態との違いが発生していないかチェックする作業のことを指します。ID棚卸とID管理は行う目的が異なることから、いずれもしっかりと実施することが大切です。ただしID棚卸には、人為的ミスや担当者の負担など課題も少なくありません。効率的なID棚卸の実施には、ID管理ツールやID棚卸ツールを活用することをおすすめします。
株式会社コムネットのID管理システム「アカウントマスター for LDAP」は、大学をはじめとした大手クライアント様にご利用いただいているツールです。小規模からアカウント数の多い大規模まで幅広い組織に対応でき、自社開発製品であることからカスタマイズも柔軟にできます。WindowsではなくLinux上で動くことから、コストを抑えられる点も大きな魅力です。
様々な連携ができ、小回りの利くID管理システムをお探しでしたら、導入実績が豊富なアカウントマスター for LDAPの利用をぜひご検討ください。
アカウントの一元管理、システム連携なら株式会社コムネットにお任せ!
統合ID管理システム「アカウントマスターfor LDAP」
「アカウントマスターfor LDAP」は、Linuxベースの統合ID管理システムです。
LDAP・AD(EntraId)へのアカウント連携の他、マルチドメインに対応しておりリアルタイムにストレージサーバや、Google Workspace/Microsoft 365などにも連携が可能となっております。
Web/データベース/LDAPサーバ内蔵の統合ID管理システム
- Linuxベースシステム
- マルチベンダーシステム連携
- 標準Webインタフェース搭載
- REST-API対応
アカウントの一元管理、システム連携の強い味方!
統合ID管理システム「アカウントマスターfor LDAP」が選ばれる理由
ID管理システムならではのメリットを得られる
アカウントマスターforLDAPを導入した場合、これまで個別に管理していたシステムごとのID情報を集約できます。その結果、運用負荷の軽減につながるでしょう。
また、メリットは利用者にもあります。システムごとにログインID、パスワードを使い分ける必要がなくなるため、ログイン時の利便性を向上できます。
低コストでの導入・運用保守を実現している
これから初めて社内にシステムを導入・整備する企業様(小規模事業者~中規模事業者)に朗報です。株式会社コムネットでは、小規模事業者~中規模事業者に向けた低コストでのシステム導入・運用保守をご提案しております。
システム初心者でも扱いやすい管理画面
システムをこれまで導入したことがない場合、扱えるかどうか不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。アカウントマスターforLDAPの管理画面は、システム初心者でも扱いやすいので安心してご使用いただけます。
もちろん、ご不明な点がありましたらご説明いたします。導入してすぐに操作できる使い勝手の良さが、アカウントマスターforLDAPの特長です。
機能が充実している
アカウントマスターforLDAPには、「システム管理」「アクセス管理」「メーリングリスト管理」「利用者情報管理」「ICカード管理」など、様々な管理機能があります。これらの機能を用いることで、今後の業務効率化につなげられます。
アカウント一元管理ツールで作業の効率化を提案する株式会社コムネット
会社名 | 株式会社コムネット |
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代表者 | 大島 鉄也 |
住所 | 〒814-0033 福岡県福岡市早良区有田7-7-14-A1 |
設立年 | 1990年 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | ソフトウェアの開発・販売 |
メール | oshima@dbcom.co.jp |
URL | https://www.dbcom.co.jp/ |